カナガンドッグフードのカロリーは100gあたり376Kcalとなっています。
同販売元、レティシアンの販売している他の種類のドッグフードであるモグワンは100gあたり363Kcalで、これでも平均値より若干高い数値でした。
それを上回るカナガンドッグフードのカロリーですが、だからといって高すぎるわけではありません。
犬にドッグフードを与える際それぞれのドッグフードには〝目安〟の摂取量があります。
そしてその量は異なりますし基本的なカロリー計算式もあり、摂取量は成長段階等に応じて調整していく必要があります。
ただ100gあたりのカロリー量が多めに欲しい場合もあるので、そこは皆さんの愛犬に合わせて選んでいくと良いでしょう。
簡単なカロリー計算式
計算に関してはあまり難しく考えず、下記の計算式と文章を見たまま受け取り計算してください。
式と例がありますので、どちらもしっかりお読みになっていただければ計算が出来ます。
なるべく簡単出来る様わかりやすく記載させていただきました。
√(ルート)を使うので、√のある電卓等を用いて計算をしていきましょう。
※小型犬ですと5g~程の増減からで中型犬や大型犬ですと10g~程からを目安としてください。
目安量を与えてみて多すぎと感じる場合は量を減らし、足りない場合は単純に増やすという事です。
RER(RERとは、安静時エネルギー要求量の事)
① 体重×体重×体重=
(愛犬の体重を3乗)
② 3乗した数字で√(ルート)を2回押してください。
③ ②の答えの数に〝70〟をかけます。
例
① 5キロのワンちゃんだと=125
② ルートを2回押す=3.3437・・・・・
③ 3.34×70=233.8となり、出す答えは240で良いです。
次に出した答え(例だと240)に係数を掛けます。
以下からあなたの〝愛犬に当てはまる係数〟を掛けてください。
エネルギー係数、活動係数、(ライフステージ) |
生後約4ヵ月迄の子犬 3.0 |
生後約4ヵ月以降、1年までの子犬 2.0 |
避妊や去勢済みの成犬 1.6 |
避妊や去勢無しの成犬1.8 |
7歳以上の避妊や去勢済みの老犬 1.2 |
7歳以上の避妊や去勢無しの老犬 1.4 |
肥満の傾向にある成犬 1.0~1.2 |
例:5kgの避妊や去勢〝無し〟の成犬の場合は「1.8」が係数です。
この場合の計算式は以下の通り。
5キロの成犬の例
240×1.8(避妊去勢無しの成犬)=432
432Kcal
こちらが1日に必要な5キロの成犬の必要カロリー量の目安となります。
カナガンドッグフードの袋にも摂取量目安は記載されていますが、必要な方はこちらの計算をしつつ摂取量を定めていきましょう。
必ずしも〇〇グラム与えないといけない、という決まりはありません。
犬も生きていますし個体差があります。
運動量もそれぞれ異なるので、その時その時の必要摂取量も異なってくるんですよね。
ちなみにカナガンドッグフードのカロリーは平均値より少々高いとはいえ、健康を害する程のものではありません。
場合によっては合わない年代等はありますので、以下もご確認ください。
カナガンドッグフードが適している年代
少々個人的な感想も入りますが、まずカナガンドッグフードは全犬種、全年齢に対応しています。
子犬から老犬まで食べる事が出来るフードなのですが、私はカナガンドッグフードは特に子犬~成犬(運動量が多い成長期)に向いているのではないかと考えています。
子犬や成長期のワンちゃんは多くのカロリーを必要とします。
その為低カロリーのフードよりかは、少々平均値より高めのカロリー量であるカナガンが適しています。
逆に子犬や成犬より運動量が少なく、あまりカロリーを必要としない老犬に関しては他の低いカロリー量のドッグフード、例えばモグワンあたりが良いのではないでしょうか。
それぞれのワンちゃんで生活環境や運動量は異なり一概には言い切れない部分もあるので、そこは皆さんの愛犬の体重、年齢、運動量を考慮し与えるドッグフード考えてあげてください。
稀に過度な食事制限をかける方が見受けられるのですが、そういう行為は愛犬の健康を守る為にも控えましょう。
仮に体重管理の為に摂取量を減らす際には、少量づつ(5g程度目安)減らすくらいに留めておきましょう。
あまりにも極端に摂取量を減らしてしまっては体力も付かず元気をなくしてしまうので注意です。
話しは少し逸れましたが、カナガンドッグフードのカロリー量は若干高いので、太りやすいワンちゃんには向かないかもしれません。
健康を損なう程ではないのですが、そういった場合は他のドッグフードを検討するのをお勧めします。
カナガンドッグフードは全犬種、全年齢に対応しているので、場合によっては老犬でも安心して食べていきやすいフードです。
無添加、無着色で消化しやすい原材料を厳選しているというのが大きな理由です。
カロリー消費の為の運動量
いくらドッグフードのカロリーを気にしたところで、運動不足だとほとんど意味がありません。
運動というのは日々のお散歩の事で、運動をする事で犬もカロリーを消費出来ます。
消費が出来ないとただただ肥満体質なってしまうので注意してください。
それと日々のお散歩はストレス発散にもなるので、絶対に必要な事となります。
※ストレスは病気の元となる可能性大。
運動不足=高品質のドッグフードを食べさせる意味がほぼなくなる事も考えられるので、悪天候以外は一緒に楽しいお散歩に出かけてあげてくださいね。
運動量については、これも特に決まっているわけではありませんが目安時間があります。
日に2回お散歩に行くのであれば、体重10kg以下ですと平均30分前後。
体重10~20kgで約50分前後。
20kg以上のワンちゃんは平均1時間前後が目安。
ただ実際問題お子さんがいらっしゃるご家庭ですとか、お仕事の都合上の問題も考えられます。
上記お散歩の時間はあくまで目安と捉え、状況に合わせて散歩の時間を調整してください。
平均時間より若干短めでも良いのですが、それでもどの体重であっても1日に約30分以上は運動をする時間(お散歩)を作ってあげましょう。
※老犬には無理をさせない様お願い致します。
もう一つの目安としては、犬の状態を見るのも良いです。
散歩に出かけ数十分経過後、犬の呼吸〇の型、ではなく、呼吸の状態をチェックすると良いです。
ハッハッと短い間隔で呼吸をしているのであれば、適した運動量だと推測出来ます。
逆に口を開けずに呼吸をしているのであれば、運動時間が少ない事が懸念されます。
どちらにも当てはまらず、呼吸が早く苦しそうな場合は運動量が多すぎるので、その場合はもう少しお散歩の時間を短めに。
全ての方が同じ事を実践し続けてはいけないので、皆さんの事情に合わせた、それでいて愛犬の健康を支える為に必要な運動量を可能だけ確保という考えの元で散歩をするように。
無理をしてしまうと大事な継続が困難になり、全くお散歩に行かなくなってしまうとカロリー消費が出来なくなり体重管理も極端な食事制限に偏る可能性があるからです。
カナガンドッグ・カロリーに関するまとめ
犬も体質差があり、痩せやすい犬、太りやすい犬がいます。
年齢に応じて必要なカロリー量も異なりますし、愛犬の状態を見つつ、どのドッグフードが適しているかを検討していくようにしましょう。
- カナガンのカロリーは平均値よりは高め。
- 全犬種全年齢に対応はしている。
- 子犬~成犬はより多くのカロリーが必要。
- カロリー消費の為のお散歩は必須。
- 散歩の時間は最低でも20~30分以上。
- 時間は目安で必ずというわけではない。
高品質のドッグフードを食べさせてあげたからといって、必ず健康になるわけではありません。
必用なのはそれだけではなく、日々の運動も欠かさない事です。
食べるからこそ体力が付きますし、運動をするからこそ足腰に筋肉も付くんです。
そのサポートを消化に良い、カラダに負担をかけない高品質ドッグフードであるカナガンでしていくんですね。
例えばマラソン選手、毎日カップラーメンを食べてカラダ作りをして練習に励むでしょうか。
ないですよね。
カロリー量、主原料、成分比率、運動量、いろんな要素が健康維持の為に必要になってきます。
ワンちゃんは特に飼い主さんが与えるものが〝全て〟なので、それも健康問題に直結します。
この機会にもう一度愛犬の健康について考え、カナガンドッグフードという質の良いフードを買うか否かを検討してください。
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