ピッコロドッグフードはシニア犬向け(7歳以上)で全犬種に対応しているフードです。
カロリーは100gあたり約355Kcalとなっており程よいバランスとなっています。
老犬に対して注意すべき点は、子犬や成犬よりいろんなところで衰えが出てくる点です。
運動量の低下に伴う筋量の低下、代謝の低下、消化吸収率の低下、必要な栄養バランスも以前と異なってくる点。
これらを踏まえると消化に良くてなるべくは低脂肪、それでいて高タンパクといった栄養バランスがシニア期には求められてきます。
当サイトではいろんな種類のドッグフードを紹介させていただいていますが、ピッコロドッグフードと比較してみても、ピッコロドッグフードはシニア犬向けなのだとわかりました。
老犬にはピッコロのような低カロリーフードを
理想を言えば老犬に対しては子犬や成犬時とは異なる栄養バランスのフードを与えるのが良いです。
これは年とともに1日に必要なカロリー量が減るのと、運動量も低下してくるからなんです。
ピッコロドッグフードは100gあたり約355KCalなので少なすぎず多すぎずバランスが良い仕上がりになっています。
仮に成犬時同様のカロリー量のフードを与え続けていては肥満になる恐れもあるので注意です。
当サイトで紹介しているドッグフードの中に全犬種、一応全年齢対応ともなっているモグワンドッグフードがあります。
これは成分の一部ですが、ピッコロドッグフードと比べてみましょう。
モグワンドッグフードのカロリー等
タンパク質 | 27%以上 |
脂質(ししつ) | 10%以上 |
エネルギー(100gあたり) | 363kcal |
ピッコロドッグフードのカロリー等
粗たんぱく質 | 32.00% |
脂質 | 15.00% |
エネルギー(100gあたり) | 約355kcal |
脂質はピッコロドッグフードの方が若干高めではありますが、タンパク質はピッコロドッグフードが32.00%、カロリーは100gあたり355Kcal、一方モグワンはタンパク質はピッコロより低めの27%以上、カロリーもピッコロより高めの100gあたり363Kcalとなっています。
これが〝全てではない〟ですが、愛犬の様子を見つつピッコロドッグフードに切り替えていくことを視野に入れておいてみてはどうでしょうか。
老犬とは言っても個体差があるので、その為運動量や必要な栄養バランスも異なります。
だからこそ〝今の愛犬に合った〟フード探しが重要なんですね。
これを考えると同じ全犬種〝全年齢対応〟のドッグフードでも、完全に老犬向けなのか、モグワンのように多くのワンちゃんに与えられるフードなのか、成分比率に違いがあるのも納得です。
よく考えてから選ぶのが良い
何歳だからというくくりではなく、愛犬の状態をよく観察しフードを選ぶのをお勧めします。
同じ犬種、同じ年齢だとしても生活環境が異なれば健康状態にも差は出てきます。
まだまだ元気に走り回っていてよくゴハンを食べる7歳のワンちゃん。
運動量は以前よりかなり減って食べる量もだいぶ少なくなった7歳のワンちゃん。
前者であればごく普通の高品質ドッグフード(健康維持の為)であるモグワン等でも良いと思います。
後者であればピッコロドッグフードのような低カロリー、高タンパクのフードを選ぶのが理想的ではないでしょうか。
大事なのは愛犬が今必要としているドッグフードはどれかというのを探してあげる事です。
〝〇歳だからこのフード〟という選び方はあまりお勧めしません。
ですので私はこの記事をお読みの皆さんに『7歳以上の老犬には必ずピッコロを』といった勧め方はしないです。
ピッコロのカロリーに関するまとめ
7~8歳以上ともなると子犬や2歳~5歳くらいの年齢と比べると運動量や代謝は低下しているかと思います。
しかし状態はそのワンちゃんによって異なりますので、愛犬の普段の食生活や運動量を考えフードを選んであげてください。
例えば十数年前の平均寿命が約10年前後のワンちゃん、現在のように高品質のドッグフードを食べ続けて15歳以上まで元気なワンちゃん。
これらのワンちゃんが同じ7歳だとしても、健康状態はだいぶ異なるのではないでしょうか。
そうなると必要な栄養バランスも全く違ったものになってくるはずです。
そういった事を踏まえ、皆さんの愛犬にピッコロドッグフードが必要だと感じるのであれば、ピッコロドッグフードをまずは1袋、愛犬の元気の為に買ってあげてください。
- ピッコロの100gあたりのカロリーは約355Kcal。
- 高タンパクである。
- ピッコロは7歳以上推奨で全犬種対応。
- 場合によっては他の高品質フードを選んでも良い。
- 公式サイトで1袋1.5kgで販売されている。
今の世の中多くの高品質ドッグフードがあって、実際皆さんも迷ってしまいますよね。
そんな時は口コミや価格情報も重要ですが、原材料や成分比率をまず見てみてください。
そして愛犬に合うであろうフードを選んであげるのが、愛犬の元気を支える為の秘訣となります。
ピッコロドッグフードの公式販売サイト。
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